バウンスシャッセ(リッチダンサーの11) 第8戦


キャロットクラブ出資愛馬第20号は、母馬と厩舎の魅力で選んだ馬。

母リッチダンサーは産駒からは2000ギニーGT3着馬を輩出しており、 日本でもホーカーテンペストが芝のマイルで4勝を挙げオープン入り。続く愛馬のフロアクラフトもオープン特別で2着、オークス GTで5着と力を見せる。

ホーカーテンペストはデビュー前にその素晴らしい馬体が話題になった馬で、馬体にこだわる私としては安価だし飛びつきたい母の産駒。日本でも産駒は能力を見せ、やはり母リッチダンサーの仔出しは相当良いと考える。安価で2、3勝馬を目指す私がリッチダンサーの仔を買うのは必然。

今回は関東馬だが、藤沢和雄厩舎となれば別格。アフロディーテでも満足させていただいたし、なんと言っても師の大ファン。この金額で藤沢和雄厩舎というものお得感満載。ましてや馬も素晴らしい。よく約68パーセント程度の抽選を勝ち抜いたものだ。


デビュー前の追い切りはコース全体の5番時計を計時するなど、2歳新馬としては破格の動き。そしてレースもスタート直後にコーナーという外枠不利なコースで大外枠になるも完勝!!見事デビュー戦を飾る。

そこから重賞に連続挑戦するも馬場が悪すぎたり、距離が短く忙しかったりと出番なしの大敗。

しかし、4戦目となる寒竹賞では猛時計で圧勝!!競馬ブックのスピード指数は90.8!!阪神JF GT2着のハープスターが91.9なので重賞ウィナークラス。

そしてついにフラワーカップ GVに優勝して重賞ウィナーに。これで多くの賞金が獲得でき、クラシックすべてに出走可能になった。

前走は桜花賞は距離が短すぎることからパスし、実績断然の中山で行われる牡馬クラシック第1戦の皐月賞へ出走。さすがに牡馬の壁は厚く11着。それでも内容的に悪くなかった。勝ち馬から0.7秒差で競馬ブックのスピード指数でも89.1と優勝したフラワーカップの88.0を上回る。単に相手が強かっただけ。

そして続く本番のオークスでは3番人気を背負い堂々の3着!!クラシックで馬券圏内に入り、もうこの世代の牝馬では最上位の能力を見せた。勝ったヌーヴォレコルトとは僅かに半馬身差、あのハープスターとはクビ差。


前走後、アメリカ遠征も視野に入れられていましたが、国内専念と発表。正直、海外遠征は負担が大きく、ホッとした。

5月28日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されましたが6月25日に帰厩しました。7月9日に函館競馬場へ移動しました。


7月20日 函館11R サマー2000シリーズ 第50回 函館記念GV 3歳上オープン 国際 ハンデに特別登録!!

フルゲート16頭のところに特別登録数は23頭。バウンスシャッセは賞金順位8位で出走確定。水曜日の想定段階では20頭、最終的に特別登録出走順位16番手までで堅く確定しフルゲートの16頭。

気になるハンデは51キロ!!

鞍上は主戦の北村宏司騎手が北海道まで乗りに来てくれることに。

16着/3番人気。

スタミナはあるはずのバウンスシャッセがなんとなんと3角でもう一杯。そこからズルズルと後退して、なんとシンガリ負け。古馬との力差はわかりものの、まさかここまで負けるとは・・・。

先行総崩れの展開に苦手な開幕最終週の荒れた馬場。いろいろと敗因は探せばあるが、それにしても負けすぎ。


レース回顧と時計の分析、レース後の北村宏司騎手と藤沢和雄調教師のコメントを掲載。

(2014年7月22日完結)

2014年5月28日立ち上げ

●前走後、5月28日にノーザンファーム天栄へ放牧に出ました

 前走は春の大目標のオークスで3番人気を背負い堂々の3着!!バウンスシャッセよりも上位人気は怪物ハープスターと桜花賞僅差3着のヌーヴォレコルトだけで、結果的にこの2頭には及びませんでしたが、勝ったヌーヴォレコルトからは半馬身差、あの怪物ハープスターからは僅かにクビ差で、世代最高位の能力を見せたことになります。

 もちろん、ハープスターは大外を回って、しかも直線でロスがあってのもので、クビ差とは言っても、着差以上のものがあることは認めます。しかし、バウンスシャッセも直線で出るところがなくロスがありましたし、ロスなく上手く立ち回った勝ち馬ヌーヴォレコルトとは差がないと感じます。ですから、やはりこの世代はハープスターが頭1つリード。2番手集団に我らが愛馬バウンスシャッセが堂々と存在するという構図と考えて良いでしょう。

 ハープスターは予定通り札幌記念から凱旋門賞に行くようですし、そうなると秋華賞では断然主役の1頭ということになりそうです。特に秋華賞は小回りコースで直線が短く、東京よりも先行馬に有利なコースです。まさにバウンス向きのコースと言えます。

 まずはそれまでにどこか1度使われると思います。私は関西人なのでローズステークスから始動して欲しいですが、輸送がありますし、関東のレースで始動でしょうか。

 いずれにしても毎回オープンクラスでも勝ち負けの期待が持てる馬に成長してくれました。毎回楽しみですね。あとはとにかく順調にゲートインして欲しい。そして良馬場でやりたいですね。

 ということで、秋に備えて5月28日にノーザンファーム天栄に放牧に出ました。

これ以降は2014年6月20日に作成

●次走はローズSではなく7月20日の函館記念

 デイリー馬三郎などの情報によりますと、前走オークスで僅差の3着後、5月28日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されていた我らが愛馬バウンスシャッセですが、次走は秋華賞トライアルのローズS GUではなく、ななんと7月20日 函館11R サマー2000シリーズ 第50回 函館記念GV 3歳上オープン 国際 ハンデを予定ということです。

 ハンデ戦とは言え、古馬相手はどうかと思いますが、

1.別に輸送のあるローズSに出走しなくても賞金的に秋華賞への出走は確実
2.母リッチダンサーの産駒は早熟傾向で始動は早いが、3歳春以降の成長力はあまり見られない
3.洋芝は新馬戦で実績がある

などの理由から函館記念へ向かうようです。

 函館記念に3歳牝馬が出走すれば1995年のシェイクハンド(9着)、タケノアイリス(14着)以来で、ハンデ戦に戻された1997年以降では初となるということです。

 ここで成績が良ければ札幌記念から秋華賞へというローテになるでしょうが、どのくらい通用するのでしょうかねえ。なんともわかりません。

 我が軍団ではもう1頭の古馬のオープン馬マデイラがサマー2000シリーズ参戦だというので、てっきり昨年実績抜群だった洋芝の函館記念に行くのかと思いきや、その1週前の七夕賞。おかげで上手くばらけたわけですが、なんだかサマー2000シリーズが激アツになってきました。

これ以降は2014年6月26日に作成

●6月25日に美浦トレセンに帰厩しました

 6月25日に更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告は次の通りです。

25日に美浦トレセンへ帰厩しました。「オークスの疲れを見極めてもらっていたようなのですが、夏競馬を考えることもできそうということでしたので今日帰厩させていただく運びとなりました。目標の確定はこれから動かしていってからになると思いますが、先生と牧場との話では距離や時計、メンツなどを考えるとクイーンSよりは函館記念をひとつの目標にするのがいいのではないかということでしたし、順調に進められて態勢が整うようならば最短の目標は函館記念ということになりそうです。秋に向けてもいい競馬をさせてあげたいですし、しっかりと対応していけるように接していきたいと思います。よろしくお願いいたします」(津曲助手)

 ということで、前走後5月28日にノーザンファーム天栄へ放牧に出ていた我らが愛馬バウンスシャッセは6月25日に美浦トレセンに帰厩したということです。現状でも目標は函館記念GVということです。

これ以降は2014年7月10日に作成

●7月9日に函館競馬場へ入場しました

 以下は7月9日に更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
9日に函館競馬場へ移動しました。「ここ最近は1週前までトレセンで調整を行ったうえで週末に移動するパターンがありましたが、今回はいろいろと考慮して火曜日に美浦を出発し、今日函館へ入る形を取ることになりました。今日のお昼ごろに無事到着しており、体温などの大きな上昇もなく体調面の不安も今のところは見せていませんよ。明日は軽く動かす予定にしていますが、今週は金曜日以降の週末にかけて少し時計を出そうと考えているんです。できるだけいい環境で時計を出していきたいので先生とも相談していますが、今の状況から金曜日がいちばん雨脚が強そうなんですよね。そう考えると土曜日あたりになるかなと思いますが、そのあたりは状況を踏まえて行うつもりです。そして来週追い切りを行い、競馬へ備えるという流れを計画しています」(津曲助手)20日の函館競馬(函館記念・芝2000m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
 ということで、我らが愛馬バウンスシャッセは7月9日に函館競馬場へ入場しました。何があるかわかりませんし、早めの移動は大賛成ですね。来週はどんなメンバーになるのでしょうね。

これ以降は2014年7月14日に作成

●気になる特別登録表(7月20日 函館11R 函館記念 GV)

特別登録表 7月20日 函館11R 第50回 函館記念 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ

第1回登録完了馬 全23頭 フルゲート 16頭 賞金順  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アスカクリチャン 松岡正海 57.5  6/01 目黒GU 東京芝2500 10 11 18
ダークシャドウ ローウィラー 58.0  6/15 エプGV 東京芝1800 11 16
ナカヤマナイト 柴田善臣 57.5  3/30 マーGV 中山ダ1800 10 13 13
アドマイヤタイシ 岩田康誠 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000 13 10
トウカイパラダイス 柴山雄一 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000
アンコイルド 勝浦正樹 57.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 10
アドマイヤフライト 藤岡康太 56.0  5/04 天皇GT 京都芝3200 11 12
バウンスシャッセ 北村宏司 51.0  5/25 優駿GT 東京芝2400 11
サクラアルディート 菱田裕二 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000 11
グランデッツァ 秋山真一郎 57.5  6/08 安田GT 東京芝1600 11 11 16
ラブイズブーシェ 古川吉洋 56.0  6/01 目黒GU 東京芝2500 12
リルダヴァル 池添謙一 57.0  6/22 米子OP 阪神芝1600 16 13
ゼロス 丸山元気 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 14
シゲルササグリ 四位洋文 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 13 11
サイモントルナーレ 吉田隼人 52.0  6/01 目黒GU 東京芝2500 11 15
ステラウインド 三浦皇成 54.0  6/21 ジュ16下 東京芝2000 10
以下、除外対象馬
ミッキーパンプキン 吉田隼人 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 12 13
クリールカイザー 吉田豊 55.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200
トーセンジャガー 54.0  6/15 エプGV 東京芝1800 15
セイルラージ 55.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 11
サトノシュレン 小崎綾也 53.0  4/13 大阪OP 阪神芝2400 13 14
メイショウサミット 51.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 10 16 10 16
サンディエゴシチー 藤田伸二 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 15 14
デイリー馬三郎 特別登録段階でのみどころ

 サマー2000シリーズの第2戦。昨年はシリーズ覇者となったトウケイヘイローが勝っている。1番人気馬は直近10年で1勝止まり。勝ち馬のハンデは54キロ以上で軽量馬は軽視したい。
 
 前走の鳴尾記念で復調を示したアドマイヤタイシ。12年福島記念から昨年の新潟大賞典まで重賞で5戦連続A着した堅実派が、復帰2戦目で勝ち馬と鼻差の惜敗を演じた。上昇曲線で北上する。
 
 都大路Sを驚異的なレコードで制し、グランデッツァが復活を遂げた。続く安田記念でのJ着は初のマイル戦で道悪の不運も。11年札幌2歳S制覇など洋芝ではA@@着。反撃の舞台には格好だ。
 
 3歳牝馬バウンスシャッセも楽しみだ。牡馬に挑んだ皐月賞こそJ着に崩れたが、オークスでは見せ場十分のB着。何よりタフな春の中山で見せたハイパフォーマンスが洋芝での躍動を予感させる。
 
 同じレースでE着のアンコイルドは海外遠征明けだった。G着→A着とジャンプアップした昨年の再現といきたい。重賞戦線の常連になる足掛かりをつかんだ地。ひと叩きの上昇度に注目したい。
 
 鳴尾記念では崩れたが、トウカイパラダイスは10F戦の重賞での9戦中7戦で掲示板を確保している。大阪杯ではエピファネイアやカレンミロティックに先着してA着。洋芝も不問で巻き返せる。
 
 GTA着馬が復活を狙って北上。エプソムCB着でダークシャドウに復調ムードが漂う。有馬記念C着の疲れも癒えたのか、ラブイズブーシェが目黒記念A着で再浮上。得意の洋芝で前進を描く。

競馬ブック 有力馬のポイント

 アドマイヤタイシは長欠明けをひと叩きされた鳴尾記念でガラリ一変。改めて、その実力をアピールしてみせた。これで通算6度目の重賞2着。そのうちハナ差が2回、クビ差が2回だから、優に重賞勝ちのレベルにあることは間違いのないところ。詰めは課題だが、最後の最後で僅かに切れ負けすることが多いだけに、力のいる洋芝もプラス材料だろう。宿願の重賞制覇に向けて期待は高まる。

 安田記念のグランデッツァは最内枠が災いした格好。終始、馬場が最も悪い内に閉じ込められる形になって、不完全燃焼のままでレースを終えている。また、初のマイル戦がいきなりGTだったことも応えただろう。長い休養の影響で軌道に乗り遅れたが、3歳春までは錚々たるメンバーと渡り合ってきた実力馬。走り慣れた中距離戦のペースに戻れば、巻き返しは確実と見ていいだろう。

 鳴尾記念で人気に反したトウカイパラダイスだが、落ち着いた流れになり、道中、力んでしまったことが敗因だ。追走さえスムーズなら一線級相手にもヒケを取らない力があり、事実、前々走ではエピファネイア、カレンミロティック、ショウナンマイティらに先着。流れひとつで大きく変わってくるはずだ。一昨年は巴賞を制し、ここで4着。昨年は休養明けで臨んで5着。函館との相性もいい。

 
3歳牝馬バウンスシャッセが果敢に挑戦してくる。3歳馬の出走は07年のナムラマース以来で、3歳牝馬となると、95年以来、実に19年ぶり。古馬相手にどこまでやれるかは未知数だが、ハンデ差を生かせる立場にあることは確か。オークス3着も立派だが、牡馬相手の皐月賞でも着差は0秒7。通用の可能性は十分にありそうだ。

 アンコイルドは昨年の函館記念で2着し、札幌記念(函館で代替)でも3着。この地でキッカケを掴み、大きく飛躍を遂げた。それだけに前走に不満が残るが、遠征帰りでやや追い不足だったし、距離も足りなかった。事実、昨年も巴賞8着から成績を上げてきただけに、今年も変わり身に要注意。

 ラブイズブーシェは昨年の有馬記念で大健闘。その後は精彩を欠いていたが、目黒記念2着で再上昇の兆しを見せている。近走の内容から2000メートルではやや距離不足の感もあるが、過去10連対のうち8回がこの距離で、福島記念でも3着。実力発揮に支障はないはずだ。

 実績なら、重賞2勝にGT2着もあるダークシャドウが最右翼だろう。休み休みでの臨戦となった前走のエプソムCで59キロを背負って3着だから、7歳を迎えても衰えはまったく感じさせない。ハンデは気になるものの、叩き2戦目で、もう一歩前進が見込める。

 春の天皇賞のアドマイヤフライトは、強豪相手に直線入り口で一旦3番手まで進出。さすがに最後は失速したが、先々につながる経験をしたことは間違いない。距離も2000メートルなら不足はなく、ここでGT挑戦の成果が見られるか。

 ステラウインドは準オープンを勝ったばかりだが、以前よりも体質が強くなり、充実期を迎えた印象がある。初の小回りコースで相手も強くなるが、ハンデ差を生かせれば上位が狙えそうだ。

これ以降は2014年7月18日に作成

●追い切り情報(7月18日更新)

前走前 5月21日 美浦南ウッドチップ 重馬場 馬なり余力

北村宏司
6F 81.5
5F 67.5
4F 53.6
3F 40.0
1F 13.2[9]
サトノフェラーリ(3歳オープン)馬なりの外を1.0秒追走0.6秒先着



6月29日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力

横山義行
5F 70.5
4F 54.5
3F 40.4
1F 13.9[8]


7月1日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 63.6
3F 46.4
2F 30.5
1F 15.3


7月2日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

柴田善臣
5F 69.3
4F 53.2
3F 39.5
1F 13.3[7]
ホーカーテンペスト(古馬1600万下)馬なりの外を0.9秒先行0.1秒遅れ


7月4日 美浦南坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 65.7
3F 48.9
2F 31.6
1F 14.7


7月6日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
杉原誠人
4F 56.3
3F 39.9
2F 25.6
1F 13.1
ラヴェルソナタ(古馬1000万下)馬なりを0.2秒追走同入


7月12日 函館ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

柴山雄一
5F 71.5
4F 55.6
3F 40.6
1F 12.7[7]
ラヴェルソナタ(古馬1000万)馬なりの内を0.5秒追走同入


7月17日  函館芝 良馬場 馬なり余力

北村宏司
4F 57.4
3F 41.8
1F 13.7[2]
ラヴェルソナタ(古馬1000万下)馬なりの内を0.1秒追走同入
 6月29日、ベテランの横山義行騎手に調教をつけていただきました。まだこれが帰厩後1本目ですのでゆったりとした追い切りですね。ここから徐々にペースを上げられていくのでしょう。

 7月1日、ハロン15秒を切っていないので、本来時計として出てこない追い切りです。15−15ですね。

 7月2日、大ベテランの柴田善臣騎手に調教をつけていただきました。兄で4勝馬のホーカーテンペストと併せられ、さすがに最後は先着を許しました。相手は油の乗りきっている古馬ですから仕方のないところでしょう。しかし、こうやって見ていると古馬相手の函館記念は軽ハンデだったとしても楽ではなさそうです。
 競馬ブックでは”推進力ある走り”と良い評価をいただいています。
 以下は同日(7月2日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「帰ってきて状態を改めて確認するように動かし出していますが、帰厩翌日からさっそく軽く動かしてみても元気な様子を見せてくれていましたし、その後動かしていっても変わりない様子ですよ。今のところの様子ではオークスの疲れも抜けているように感じますね。牧場ではちょっと球節まわりなどに疲れやすさがあったようですが、こちらではそういったところもあまり気にならない状態に見えますし、大丈夫だと思います。もちろん必要なケアはしっかりと行っていってより良い状態でレースへ臨めるようにしていきたいですね」(津曲助手)20日の函館競馬(函館記念・芝2000m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
 ということで、今までははっきりと出ていませんでしたが、鞍上が北村宏司騎手であることが正式に発表になりました。北海道ですし、新馬戦を勝ち上げていただいた四位洋文騎手かとも思いましたが、主戦が北海道まで乗りに来てくれるようですね。嬉しいですね。秋はこのコンビでGTを取りたいですね。

 7月4日、15−15で追い切られました。好走していた時のように早めの帰厩から本数を乗り込まれています。ただ、勝っていたときと比べて、全体の負荷は軽い気がしますが。

 7月6日、杉原誠人騎手を背に、ハロン13秒で追い切られました。古馬1000万クラスの馬を後ろから追いかけてしっかりと同入できています。輸送がありますので全体的には軽めですね。

 7月12日、ベテランの柴山雄一騎手に調教をつけていただきました。古馬1000万下の馬を後ろから追いかけて併入と良い動きですね。次を見据えて本気仕上げではなさそうですが、力は出せそうです。

 7月17日、本番で騎乗する北村宏司騎手に跨がっていただいての追い切りです。もう仕上がっているということで軽い調整です。ここが本番ではないですからね。競馬ブックでも”折り合いスムーズ”ということでいい追い切りだったようです。
 以下は同日(7月17日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「競馬は日曜日ですし、先週までにある程度負荷をかけて態勢は整えてありましたので今週の最終追い切りは木曜日に行うことにしました。北村を背にして本馬場にて併せました。じっくりとスタートし、長めから行ってしっかりと動かした内容でしたね。時計的にはそこまで速くないものですがその数字を求めたわけではないので問題ありません。動きは悪くなかったですし、態勢は整っていると思いますよ。オークスからそこまで期間は経っていないのもあり、ガラッと変わったというわけではないかもしれませんが、春の時のコンディションと比較してもいい意味で変わりないかなという印象を受けますし、頑張ってほしいですね。51キロという斤量も魅力的ですし、もちろん北村も乗れます。普段から摂生してコンディションを整えている彼です。久々の51キロのようですが、事前に対応できるように準備もしてくれていたとのことですし、人も馬もコンディションに問題なくレースへ臨めると思いますよ」(津曲助手)
 予定通りの順調な追い切りだったようです。私も気にしていた鞍上・北村宏司騎手の51キロについて津曲助手もコメントしてくれています。少しは厳しい減量になるようですね。調整に失敗して倒れなければいいですが・・・。
 次に同日のデイリー馬三郎の記事です。
 精神面にアプローチした調教を施し、初の古馬相手に挑む。オークス3着馬バウンスシャッセは、函館芝で僚馬ラヴェルソナタ(6歳1000万下)を1馬身前に見ながら、キャンターで約1周。ラストは鼻面を並べ、4F57秒4−41秒8−13秒7のタイムでフィニッシュした。
 時計は地味でも明確な意図がある。「久々だから、馬の後ろでプレッシャーをかけた」と藤沢和師。ゴールを過ぎても2Fほど馬体を併せる濃密な内容を消化し、「先週は台風が週末に来るというから、予定を早めて火曜に(函館へ)来た。長くいる分、いい感じだね」と状態の良さには太鼓判を押す。
 3歳牝馬の参戦は95年以来、19年ぶりのこと。Vは66年メジロボサツまでさかのぼる。むろん、異質なローテを選択したのには訳がある。「スタートが速い方ではないからね。クイーンS(8月3日・札幌、芝1800m)は最初の直線が短くて忙しい。それなら、斤量が軽いこっちの方がいい」。牝馬限定のGVより、勝算が高いとにらんでの出走だ。
 ハンデ51キロに北村宏も、「そりゃ、軽い方がいい」とひと言。同斤量は自身、11年8月の関屋記念(サトノフローラ=3着)以来になるが、減量のことは一切口にせず、前を見据える。函館リーディング首位(6勝)を快走するトレーナーは、今後について「秋華賞は平たん小回りでスピード勝負。合わないかもね」と、古馬の中距離王道路線を歩む可能性を示唆。快挙の先には大きな夢が広がっている。

 ということで、追い切りの意図や函館記念への出走の理由、今後についてなどが掲載されていました。私は関西人なので、秋はバウンスシャッセがローズS、秋華賞、エリザベス女王杯と何度も関西に来てくれると楽しみにしていましたが、この感じですと、エリザベス女王杯くらいしか来阪してくれそうにありません。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。やはり動きという意味では1つ物足りません。しかし意図があってのことですし、良い結果を期待します。問題は馬場ですね。

●気になる出馬想定表(7月20日 函館11R)

出馬想定表 7月20日 函館11R 第50回 函館記念 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ 想定数20頭 フルゲート 16頭 賞金順  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アスカクリチャン 松岡正海 57.5  6/01 目黒GU 東京芝2500 10 11 18
ダークシャドウ ローウィラー 58.0  6/15 エプGV 東京芝1800 11 16
ナカヤマナイト 柴田善臣 57.5  3/30 マーGV 中山ダ1800 10 13 13
アドマイヤタイシ 岩田康誠 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000 13 10
トウカイパラダイス 柴山雄一 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000
アンコイルド 勝浦正樹 57.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 10
アドマイヤフライト 藤岡康太 56.0  5/04 天皇GT 京都芝3200 11 12
バウンスシャッセ 北村宏司 51.0  5/25 優駿GT 東京芝2400 11
サクラアルディート 菱田裕二 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000 11
グランデッツァ 秋山真一郎 57.5  6/08 安田GT 東京芝1600 11 11 16
ラブイズブーシェ 古川吉洋 56.0  6/01 目黒GU 東京芝2500 12
リルダヴァル 池添謙一 57.0  6/22 米子OP 阪神芝1600 16 13
ゼロス 丸山元気 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 14
シゲルササグリ 四位洋文 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 13 11
サイモントルナーレ 丸田恭介 52.0  6/01 目黒GU 東京芝2500 11 15
ステラウインド 三浦皇成 54.0  6/21 ジュ16下 東京芝2000 10
以下、除外対象馬
ミッキーパンプキン 吉田隼人 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 12 13
クリールカイザー 吉田豊 55.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200
サトノシュレン 小崎綾也 53.0  4/13 大阪OP 阪神芝2400 13 14
サンディエゴシチー 藤田伸二 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 15 14

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに水曜日段階で20頭が出馬想定されています。

●出馬確定表

出馬確定表 7月20日 函館11R 第50回 函館記念 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ 出走数16頭 
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アスカクリチャン 松岡正海 57.5  6/01 目黒GU 東京芝2500 10 11 18
ダークシャドウ ローウィラー 58.0  6/15 エプGV 東京芝1800 11 16
ナカヤマナイト 柴田善臣 57.5  3/30 マーGV 中山ダ1800 10 13 13
アドマイヤタイシ 岩田康誠 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000 13 10
トウカイパラダイス 柴山雄一 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000
アンコイルド 勝浦正樹 57.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 10
アドマイヤフライト 藤岡康太 56.0  5/04 天皇GT 京都芝3200 11 12
バウンスシャッセ 北村宏司 51.0  5/25 優駿GT 東京芝2400 11
サクラアルディート 菱田裕二 56.0  6/07 鳴尾GV 阪神芝2000 11
グランデッツァ 秋山真一郎 57.5  6/08 安田GT 東京芝1600 11 11 16
ラブイズブーシェ 古川吉洋 56.0  6/01 目黒GU 東京芝2500 12
リルダヴァル 池添謙一 57.0  6/22 米子OP 阪神芝1600 16 13
ゼロス 丸山元気 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 14
シゲルササグリ 四位洋文 54.0  7/06 巴賞OP 函館芝1800 13 11
サイモントルナーレ 吉田隼人 52.0  6/01 目黒GU 東京芝2500 11 15
ステラウインド 三浦皇成 54.0  6/21 ジュ16下 東京芝2000 10

表中 騎手の太字は乗り替わり

 結局、特別登録の出走順位上位16頭でそのまま確定しました。

●函館芝2000mコース解説

 スタート地点はホームストレッチの右端。4コーナーのポケット。坂の頂上からのスタートで、直線半ばまで下り坂を走ることになる。1コーナーまでの距離は476m。
 前半戦の主導権争いが決着するまではある程度流れるが、それほど厳しいペースにはならない。しかしながら、逃げ馬にとっては楽ではないコース。人気薄の逃げ切り勝ちは難しく、何かに差されやすい。力がある馬でないと勝ち切れない。
 ベストは先行しての抜け出し。普通の差し馬には不利で、最後の直線までに好位まで押し上げていないと厳しい。3〜4コーナーで動き始め、器用な脚を使ってのマクリ差しが要求される。芝1800m同様にラストの時計は非常にかかる。

 遅い上がり向きのパワータイプの馬を狙うのがセオリーで、血統的にはカーネギー、オペラハウス、エリシオ、ラムタラといった少し重めのノーザンダンサー系の産駒がいい。
 枠順の傾向は芝1800mとほぼ同じ。
有利な枠順 フラット
有利な脚質
先行、マクリ
ポイント 洋芝適性、脚質
種牡馬ベスト
連対騎手ベスト
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 2分04秒4 2分06秒6 2分08秒2 2分09秒0
古馬500万 2分03秒1 2分06秒5 2分09秒9 2分06秒8
古馬1000万 2分02秒3
古馬オープン 2分01秒2 2分03秒9

●騎手は北村宏司騎手 ほっさん評価「A−」

 今回もバウンスシャッセの鞍上は元藤沢和雄厩舎所属騎手で、いまや名門・藤沢和雄厩舎のステーブルジョッキーである北村宏司騎手です。前走の優駿牝馬(オークス)GTでは直線で右往左往してのロスで3着に敗れましたが、出るところがなかったので仕方のない部分が多く、結果的にロスはありましたが、騎手を責めることはできません。道中のポジション取りや折り合いなどは抜群でしたし、バウンスシャッセを一番よく知る最も信頼できる騎手です。藤沢和雄調教師が北村宏司騎手を乗せると言うことは、最も信頼している騎手を乗せるということで、その馬に相当期待をされていることが窺えます。

 北村宏司騎手は昨年は101勝と大台に達し、名実共に日本のトップジョッキーです。しかし、GTや重賞で結果をなかなか残せていないという欠点はあります。特にGTは2006年のダンスインザムードでしか勝利がなく、大一番での強さが問われるところです。

 しかし、勝ち数が示しているように技術は相当で馬の力以上のものは引き出せないかも知れませんが、馬の能力は最大限引き出してくれると思いますし、期待しています。バウンスシャッセにだれが良いかと言われれば、彼か四位洋文騎手しかいないでしょう。


 私ほっさん愛馬への騎乗は今回で10回目ですが、バウンスシャッセ以外の馬ですと特にマドリードシチーでの走りが印象的で、自厩舎の武士沢友治騎手ばかりを乗せる中野渡清一調教師が珍しく違うジョッキーを乗せてきた(武士沢友治騎手が福島遠征の為)その人が、この北村宏司騎手でした。
 それまでいいところがなかったマドリードシチーを7着と出走奨励金を貰える着まで頑張らせ、当時素晴らしい騎乗だったと感銘を受けたことを今でも鮮明に覚えています。もちろん、その当時とは比べ物にならないほど技術も上達されています。

 また、当サイトの常連様の持ち馬ビンテージチャートやオッキオディガットを7番人気で勝ちあげるなど、頼もしい限り。当然その手腕に対する期待は大きく、非常に楽しみです。


 2014年7月14日現在、JRA通算1042勝。GT1勝、重賞24勝。勝率9.1パーセント、連対率18.0パーセントといずれもなかなかの数字である。

 昨年(2013年)は101勝、勝率11.2パーセント、連対率20.7パーセント、本年(2014年)ここまで61勝で全国騎手リーディングの堂々2位です。勝率11.1パーセント、連対率22.6パーセントはもはや一流の成績です。



 北村 宏司(きたむら ひろし)は1980年7月24日生まれの33歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属(フリー)の16年目の騎手である。デビューから長年藤沢和雄厩舎所属だったが、2011年1月1日付けでフリーになった。


 馬術の国体選手だった父親が、家で馬を飼っていたこともあり、幼少の頃から乗馬に親しんでいた。

 1999年に騎手デビュー。同期には二本柳壮、高田潤らがいる。初騎乗は同年3月6日、中京競馬第4競走のイブキアーンドランで、16頭立ての16着だった。初勝利は同年3月14日、中山競馬第2競走で、タイキコンコルドに騎乗してのものであった。その年は6月に左足を骨折し、それによる1ヶ月の休養があったものの37勝を挙げ、JRA賞(最多勝利新人騎手)を獲得した。

 デビュー翌年の2000年1月30日、東京競馬場での東京新聞杯を単勝7番人気のダイワカーリアンで制して重賞初勝利。その後もこの年から38勝→54勝→41勝→78勝→65勝→59勝と堅実に勝ち星を挙げ、関東リーディングの上位に名を連ねる。

 所属の藤沢和雄厩舎はGTによく管理馬を送り出すが、北村が騎乗していた馬がGT出走になると他のリーディング上位の騎手や外国人騎手に乗り替わりというパターンが多かった。しかし、岡部幸雄が2005年に引退して以降は実力のある馬の騎乗が回ってきている。また、藤沢も2006年からは「日本人騎手育成のためにオリビエ・ペリエ、ケント・デザーモなどの外国人騎手に依頼せずに(自身の厩舎に所属する騎手を中心とした)日本人騎手に依頼する」と宣言しているため、更に有力馬への騎乗機会が増えている。

 ダンスインザムードに騎乗した2005年の天皇賞(秋)では、それまで不振に陥っていた同馬を、前年に2着したときと同じような先行3番手という競馬を試みた結果、僅差の3着に粘らせ復活させた。さらに2006年のヴィクトリアマイルでは同馬を桜花賞以来2年ぶりの勝利に導き、自身初のGTタイトルを獲得。同時にヴィクトリアマイルの初代優勝騎手となった。(これが唯一のGT制覇)

 そのヴィクトリアマイルの8日後には、東西騎手対抗サッカー大会に参加。この場でも、東軍(Jスマイル)を勝利へと導き、MVPに選ばれるという活躍を見せた。

 2007年9月、通算500勝を達成。

 2008年、アメリカ合衆国へ遠征していた自厩舎のカジノドライヴのピーターパンステークスへ向けての調教を行うためのパートナーとして渡米し、5月7日の追い切り後に帰国した。その帰国直後の5月11日に京都競馬場で行われた第12競走でジェイケイボストンに騎乗し、最後の直線で前の馬と触れてつまずいたことにより落馬し、その後左前腕部骨折、左大腿部挫創と診断された。なおジェイケイボストンの落馬直後にはコンゴウダイオーと鞍上の武英智(北村と同期でもある)が接触し、後者も落馬するという大きな落馬事故となっている。そして療養中には普段できないことをしたいということからフランスへ競馬研修を行うなどした。傷が癒えて8月21日より調教に復帰し、9月13日より実戦復帰を果たし、復帰初日に勝利を挙げている。そして復帰2週目の9月21日には2頭落馬というアクシデントの中、セントライト記念をダイワワイルドボアで勝ち、2008年初重賞勝ちを記録した。

 2011年1月1日付けで、それまで所属していた藤沢厩舎を離れてフリーとなった。

 2014年3月1日、中山4Rをファンシーミューズで勝ちJRA通算1000勝を達成。


 「2011年の1月1日付けで藤沢和雄厩舎から離れてフリーになった。その後も藤沢厩舎で乗っていて、鹿戸雄一、大竹正博、国枝栄といった他のラインが切れずに2010年を上回るペースで勝っている。特に鹿戸厩舎では[4・11・2・21]の連対率.395と優秀な成績で、今後も注目すべきだ。古賀慎明厩舎で主戦をつとめているが、同厩舎は2011年の成績がひと息。ペースが合わないポジショニングをしたり、仕掛けどころがチグハグだったりで安心して見ていられないところがある。そのあたりで藤沢師も主戦を任し切れなかったのだろう。2011年の1番人気馬での成績は[11・8・4・15]の勝率.289、連対率.500。単勝6350円、2640円、3350円、2650円などの穴があり、単勝平均配当は998円、回収率は87パーセントと高めの数字になっている。コース別や芝・ダート別、距離別で目立った偏りは見られない。エージェントを担当する専門誌のベテラントラックマンの影響力が弱くなっている気もするが、フリーになったことで人脈が広がる可能性がある。2010年の5月に的場均厩舎の所属馬で単勝19390円の超大穴を出している。論理的で勉強家。コメントは的確でダメと思っている時はニュアンスで伝わってくる。感覚派ではなく、2度、3度騎乗して肌で覚えてからの方が狙いやすい。」(2011年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)
 ほっさん愛馬での成績 (9戦1勝)

 2006年10月28日 マドリードシチー  3歳未勝利  東京芝2000m    7着/12番人気
 2008年 3月15日 ギムレットシチー  3歳未勝利  中山芝2000m   8着/4番人気
 2009年 8月 9日 シャンスイ      500万下  新潟ダ1200m    11着/11番人気
 2011年10月 8日 アフロディーテ   500万下  東京芝1600m     5着/4番人気
 2012年 1月28日 フランベルジェ   3歳500万下 東京ダ1600m   13着/13番人気
 2013年11月 2日 バウンスシャッセ アルテミスS 重賞 東京芝1600m 10着/10番人気
 2014年 3月21日 バウンスシャッセ フラワーカップGV 中山芝1800m  1着/3番人気
 2014年 4月20日 バウンスシャッセ 皐月賞 GT    中山芝2000m  11着/12番人気
 2014年 5月25日 バウンスシャッセ 優駿牝馬 GT   東京芝2400m  3着/3番人気

2014年5月25日 東京11R 優駿牝馬(オークス)GTで愛馬バウンスシャッセに騎乗する北村宏司騎手。(3番人気/3着)。


2014年4月20日 中山11R 皐月賞GTのパドックにて。ベテランなのに可愛いヒロシ。 

これ以降は2014年7月19日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「約1年ぶりの新潟大賞典を叩いて、きっちりと変わってみせたアドマイヤタイシ。これが実に6度目の重賞2着で、勝ち味の遅さは否めないものの、その反面、大外枠をはね返すだけの、小回り向きの器用さがあるうえに、今回は洋芝の函館が舞台。これまでは切れ味の差で涙を呑んできただけに、タイトル奪取のまたとないチャンスが巡ってきた。56キロも手頃だろう。強敵は樫3着のバウンスシャッセ。2週後のクイーンSならともかく、ここは歴戦の牡馬が相手だが、今春は皐月賞にも果敢に挑戦したほど。いわゆる“藤沢流”で、勝算あっての遠征と見たい。51キロならその可能性も膨らむ。ステラウインドは好不調の波が激しいが、もともと青葉賞で3着にきた素質馬。勢いとデキの良さで54キロなら買いだろう。洋芝に良績があるラブイズブーシェ、グランデッツァの両頭も展開ひとつ。」


短評は「混戦模様」



予想家の印
馬名 橋本篤 高柳利 井尻恵 CPU
アドマイヤフライト
ステラウインド
ラブイズブーシェ △△ △△
ナカヤマナイト
ゼロス
アンコイルド
ダークシャドウ
トウカイパラダイス △△ △△
グランデッツァ
バウンスシャッセ
アドマイヤタイシ
二重△は△△で処理
あとは無印



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
バウンスシャッセ 92 88 89 92
グランデッツァ 99 67 99 80
アンコイルド 93 91 91 86
ラブイズブーシェ 94 89 87 92
アドマイヤタイシ 96 89 82 93
ダークシャドウ 97 79 83 91



有力馬のポイント

2番ステラウインド
 東京2000メートル1分58秒2は、昨秋の天皇賞の2着ジェンティルドンナと同じ。最適距離ならばこそだが、地力強化も間違いない。好調を維持し、3キロ減の斤量、ロスなく運べるいい枠も引けた。怖さあり。

3番ラブイズブーシェ
 昨年の有馬記念4着馬が気温の上昇とともに復調。中間、デキは更に上向いている。(2.1.1.1)の洋芝巧者で、小回り2000メートルにも良績。56キロも多少有利に映る。

9番ダークシャドウ
 前走、59キロで終い猛追。2000メートルでGT(2)(4)着の実力馬が復調した。58キロでも1キロ減、叩いた上積みも攻めに窺える。右回りでも怖い。

12番トウカイパラダイス
 時計を要す芝の中距離でこそ。ここ2年(4)(5)着だが、昨年は久々。中5週で好気配の今年は更に。

13番グランデッツァ
 皐月賞5着、ダービー馬を下してGU勝ちも。57.5キロに見合った力がある。札幌2戦2勝なら洋芝も小回りも歓迎。デキもいい。前走ほど極端な道悪でさえなければ。

14番バウンスシャッセ
 中山でGVを制し、新馬勝ちも函館1800メートル。大型ながらレースが上手で、洋芝もこなす。デキはいいし、何と言ってもオークス3着馬。年長の牡馬相手でも51キロなら。


16番アドマイヤタイシ
 甘いのは甘いが、GV2着6回は力があればこそ。スッといい位置を取れて終いもしっかり。4歳時には札幌で2着3回。小回りも洋芝も問題なし。入厩後も好気配。

デイリー馬三郎

本紙の見解

「週末の天気予報が芳しくないが、極端な道悪にならなければ◎グランデッツァのスピードを支持。小回りコースなら二千も守備範囲で、きっちりと賞金を加算する。充実ぶりが際立つ○ステラウインドを相手の本線に指名する。〈森元〉」

◎ グランデッツァ
○ ステラウインド
▲ アドマイヤタイシ
× アンコイルド
☆ ラブイズブーシェ
△ ナカヤマナイト
△ アスカクリチャン
△ トウカイパラダイス


バウンスシャッセは本紙無印(>_<)


バウンスシャッセは全13記者中 〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 1記者、×(4番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 4記者、無印 8記者



トレセン朝追い情報

バウンスシャッセ
 
 土曜の朝は函館Wで3F43秒7―12秒9をマークした。オークス3着以来の実戦に「変わったことをしたわけではないです。ピリッとしてきましたね」と津曲助手はうなずく。雨の可能性もあるが「全く問題ない」ときっぱり。

 
グランデッツァ
 
 函館Wを1周半のメニュー。堀部助手は「来た当初はテンションが高かったが、日増しに落ち着いてきた。きょうが一番乗りやすかった。整いましたね」と話す。12年スプリングS以来となる重賞制覇へ自信の表情を浮かべた。
 
トウカイパラダイス
 
 3年連続で参戦。前日は函館Wをキャンターで流した。柴山は「去年よりいい。鳴尾記念(9着)は馬とケンカをしてしまった」と位置取りを意識せずにリズム重視で運ぶ構えだ。過去2回はCD着。走り慣れた舞台でVを目指す。
 
アドマイヤタイシ
 
 レース前日は函館Wでキャンター。落ち着き払った姿で周回した。「前走よりいい。大外枠だけど、騎手が考えて乗るでしょう」と松田助手は岩田の手腕に託す。重賞で2着6回。北の大地での悲願のタイトル獲得に意欲がのぞく。

JRA−HP

バウンスシャッセ

「前走のオークス(3着)は、道中の感じが良く、余裕を持って直線に向かいましたが、進路がスムーズに開かない場面がありましたからね。再びゴール前は伸びてきたので、本当に惜しいレースでした。それでも、上位2頭(優勝馬ヌーヴォレコルト、2着馬ハープスター)に際どく迫ったように、内容は濃かったと思います。その後はひと息入れて、すぐに疲れも解消。北海道シリーズ参戦を目標にして、順調に乗り込みました。昨年の夏にこの函館競馬場でデビュー戦(芝1800m)を勝っている馬で、コース適性は備えています。今回はハンデキャップ競走で、斤量面(ハンデ51キロ)も魅力ですね。古馬の強力なメンバーが相手でも楽しみです」と、厩舎スタッフは仕上げに熱が入っている。牝馬ながら510キロ台の雄大な馬体から繰り出すフットワークは迫力十分。1966年のメジロボサツ以来、48年ぶりの3歳牝馬による函館記念優勝のシーンが見られるかもしれない。

ダークシャドウ

「前走(エプソムC3着)の反動もなく、美浦南Cコース(ニューポリトラック)で乗り込みを消化してから、7月上旬に函館競馬場に入厩。体調は良好です。約3か月半の休養明けで臨んだエプソムCは、最後の直線で前の馬が壁になるシーンがあって、少し脚を余した感じですが、久々にこの馬らしい伸び脚を見せてくれましたね。勝ち馬(ディサイファ)が56キロ、2着馬(マイネルラクリマ)が57キロだったことを考えれば、59キロを負担しての3着は立派な内容だったと思います。ベストは広い東京・芝コースですが、洋芝の札幌・芝コースで好走したことがあるので、函館・芝コースにも対応は可能でしょう。ここでもうひと花咲かせてあげたいですね」と、陣営は実力馬の完全復活に向けて懸命だ。2012年の札幌記念では、芝2000mのコースレコード(1分58秒6)に0秒2差となる1分58秒8の好時計で走破して2着。洋芝で好走実績を持つ強豪が、久々のVで3度目の重賞制覇を狙う。

アドマイヤタイシ

「約11か月の休養明けで馬体に余裕があった前々走の新潟大賞典(13着)は、さすがに息が持たずラストの伸び脚を欠いてしまいましたが、10キロ減の470キロと馬体が絞れていた前走の鳴尾記念(2着)では、この馬らしい粘り強いレースができましたね。ゴール前で激しい追い比べを演じて勝ち馬とは僅かハナ差だっただけに勝ちたかったところですが、今後につながる競馬ができたと思います。この中間は疲れもなく好調を維持したまま函館競馬場に入厩できそうなので、今度こそ重賞タイトルを獲得したいところです」と、厩舎サイドは同馬の復調に確かな手応えを感じている様子。芝2000mは〔1・8・0・3〕で連対率75%をマーク。詰めの甘さはあるものの、安定感は抜群だ。休み明け3戦目で状態もさらに上向いてきた今回は、悲願の重賞初制覇も十分に可能だろう。

グランデッツァ

「前走の安田記念(11着)は極端に力を要する馬場(不良)になってしまい、この馬の持ち味が活きなかった感じですね。幸いダメージはなく、中間も栗東坂路で好タイムをマークしています。上々の雰囲気で函館競馬場に向かえると思いますよ。同じ洋芝の札幌・芝コースで2歳時に好成績を残した実績があるので、函館・芝コースは今回が初めてでも適性は備えているでしょう。前々走のオープン特別・都大路S(京都・芝1800m)では、5馬身差の圧勝と完全復活を遂げてくれました。ここでも内容の濃いレースをして、秋には再び大きな舞台に立たせたいですね」と、陣営に悲観したムードはまったく感じられない。2歳10月には、札幌2歳Sでゴールドシップ(2着)を力でねじ伏せて重賞初制覇を飾っている。能力の高さは折り紙付きの素質馬が、都大路SでJRAレコード(1分43秒9)を樹立して復活。大きく成長した姿で、3つ目の重賞タイトル獲得を目指す。

トウカイパラダイス

「前走の鳴尾記念(9着)は、道中での走りに力みが感じられましたね。直線で伸び脚を欠いたのは、そのあたりが原因かもしれません。もう少しリラックスして走れば、最後の伸び脚も違ってくるはずです。この中間は函館記念を目標にして調整を積んできましたので、上々の仕上がりで出走できると思いますよ。函館・芝コースは3戦してすべて掲示板(5着以内)を確保と相性の良い馬なので、あらためて期待したいですね。ここで重賞タイトルを獲得させたいものです」と、厩舎サイドは前走のレースを振り返るとともに、今回のレースに向けての期待を語ってくれた。今春の産経大阪杯では、2番手追走から直線で一旦は先頭に立ち、昨年のダービー馬キズナ(1着)の決め手には屈したものの、菊花賞馬エピファネイア(3着)の追撃をクビ差退けて2着に好走。着々と地力アップを果たしているだけに、実績がある函館・芝コースで待望の重賞初制覇が見られるかもしれない。

ラブイズブーシェ

「前走の目黒記念(2着)は狭いスペースからよく伸びてくれましたね。勝ち馬(マイネルメダリスト)とはタイム差なしの接戦だっただけに惜しい競馬でしたが、重賞初制覇も完全に視野に入ってきた感じがします。昨年の札幌記念(函館・芝2000mで開催)は雨の影響で力を要する馬場(重)が応えて10着に大敗しましたが、本来は洋芝コースが得意な馬です。体調はさらに上向いてきましたので、ここで初の重賞タイトルを獲得して、飛躍を遂げたいですね」と、陣営は同馬の成長をアピールしていた。函館・芝コースで4戦2勝をマークしており、コース替わりは歓迎材料。芝2000mも〔4・4・2・3〕とベストの距離だ。昨年の有馬記念でスターホースを相手に4着と掲示板を確保した自慢の末脚で、待望の重賞タイトル奪取を狙う。

アンコイルド

「前走のオープン特別・巴賞(函館・芝1800m、6着)は、スタートしたあとに進路が狭くなる場面があって位置取りが悪くなってしまいました。本来の先行策が取れず、流れに乗れない感じでしたね。それに追われてからの反応もひと息だったあたり、約2か月半の休み明けが影響したのかもしれません。今回は実戦を一度使われて上積みが見込めるうえに、200mの距離延長もプラス材料になるはず。昨年は函館記念2着→札幌記念(函館・芝2000mで開催)3着と続けて好走したように、函館・芝コースはぴったりの馬。スムーズな競馬ができれば、重賞でもチャンスはあるでしょう」と、厩舎スタッフは巻き返しに懸命だ。昨年の函館記念では7番人気と評価は低かったが、勝ち馬のトウケイヘイローから0秒3差の2着に健闘。好位を追走して直線でもしぶとい粘り腰を発揮し、2012年の七夕賞優勝馬アスカクリチャン(3着)の追撃をクビ差退けており、中身の濃い一戦だった。休養明け2戦目の今回は、侮れない。

ステラウインド

「前走の1600万下・ジューンS(東京・芝2000m)を勝ったあとは、福島の七夕賞とこの函館記念を視野に入れて調整してきました。調教の動きも良く、好調をキープしたまま臨めそうです。前々走の目黒記念(7着)は芝2500mの距離が長かったのか、ゴール前で伸び脚を欠いてしまいましたが、芝2000mのジューンSは最後まで余裕のある内容でした。この馬はどこからでもスパートできる自在性があるので、コース替わりは問題ないでしょう。オープンクラス昇級初戦になりますが、これまで海外遠征を含めて重賞で強敵と戦ってきた馬だけに、見劣りはしないはずですよ」と、厩舎サイドは同馬のセールスポイントを強調していた。函館・芝コースは初参戦となるが、自在の脚質から対応は可能だろう。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

バウンスシャッセ(3着)

 「凄く良い状態に仕上がっていましたし、スタートもうまく出て、途中までは思い通りの競馬ができました。それだけに、直線で少しロスが生じてしまったのは悔しいですね。最後はまた迫っているだけに、本当に申し訳ないです。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

 「出来も良かったですし、状態は最高でした。それだけにあそこまできたら勝ちたかったですね。悔しいという言葉しかありません。最後の直線で横にいた勝ち馬がいい位置で真っ直ぐ進めたのに対して、僕の方は切り返しがなかなか上手くいかずにスムーズさを欠いてしまいました。伸びてはいるのですが、あそこでのロスは痛かったです。あと一歩だっただけに本当に申し訳ありませんでした」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「う〜ん、最後まで来てはいるんだけど、直線でスムーズに進路をとれずに真っ直ぐ追えなかったのが痛かった…。一番いい結果を狙っていたし、申し訳ないです。前走の皐月賞、そして今回のオークスと大きな舞台での競馬が続きましたから、まずはレース後の状態をしっかり確認して、これから先を考えていきたいですね」(藤沢和雄調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「馬体目立つ。中団よりやや前につける。4角までは動かずにジッと我慢。直線は前が壁になっていたので外を狙うが、スペースがなく、進路を内へ。坂上からグイッと伸びたが、最後は5枠2頭の勢いが上。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

バウンスシャッセ

 「前が詰まりながらも伸びてきた。能力は世代でも上位。斤量差を生かせれば。」(津曲助手・デイリー馬三郎)

 「前走は直線で前が詰まりながらも、最後はよく伸びてきたし、能力はこの世代の牝馬では上位ですね。中間は放牧を挟みましたが、いい意味で変わりありません。今回は古馬相手ですが、斤量差を生かして好レースを期待しています。」(津曲助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

 正直、どうなるのかさっぱりわかりませんので、今回は省略しています。

これ以降は2014年7月22日作成

●レース 

 バウンスシャッセの馬体重は前走プラス10キロの524キロ。

 スタートはまずまずで、斤量が軽いこともあり積極的に前を取りに行きました。結局3、4番手の外という絶好のポジションを取ります。これなら不利を受けることもありませんし、正直勝ったと思いました。

 道中も折り合いもつき良い状態でしたが、3コーナーに入ると鞍上の北村宏司騎手の手が激しく動き、徐々に後退していきます。この時点で大敗確定でした(>_<)。

 結局踏ん張ることができずに最下位で入線。スタミナはあるはずのバウンスシャッセがまさかまさかの早々の失速でした。

●時計の評価

 今回のバウンスシャッセの走破時計は2分02秒4馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分59秒0、勝ち馬の時計が2分00秒1でした。バウンスシャッセの斤量なら逃げ切らないといけない程度の時計です。

 しかし、このレースは前が総崩れになっていますから、時計以上に厳しい流れだったことは間違いありません。

●レース後の騎手・調教師のコメント

バウンスシャッセ(16着)

 「ちょっと敗因が分からないね。この時期の牝馬で難しいところが出てしまったのかな。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

 「この時季はあまり良くないのかも。去年(札幌2歳S=14着)もそうだった」(北村宏司騎手・デイリー馬三郎)

 「今日はフケの影響が大きかったと思います。道中はまずまずのポジションで進められましたが、ペースが上がってこれからというときに押していくと逆に下がってしまいました。どこかをケガしたわけではないですし、今日は能力云々ではありません。ここでいい競馬をして秋へ繋げていきたいという気持ちがあったので、とても残念です。申し訳ありませんでした」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「スタートもポンと決まったし、前半はいい感じだったんだけどな。しかし、同じバテるにしても如何せん早すぎる…。今から思うとちょっと大人し過ぎる感じがあったのかもしれません。去年の今時分もフケが来ていたし、そのことからも十分対策は打っていたのですが、ジョッキーから身体を触られるとイヤイヤする素振りが見られたと話があったことからもそれが一番の敗因かな…。いずれにしても応援に駆け付けていただいた会員さんも多くいるだろうし、申し訳ありません。能力だけ走っていないことは間違いないだろうし、しっかり調整し直して、巻き返したいと思います」(藤沢和雄調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

バウンスシャッセ(16着)

 「馬体は良かったが、フットワークは柔らかみひと息。好位で積極的な立ち回りを見せたものの、いち早く手応えが怪しくなり、勝負どころでは完全に脱落。51キロとはいえ、3歳牝馬にはまだ荷が重かったか。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走手当が40.5万円。1口で割りますと950円程度になると思われます。正直、悪くても出走奨励金は貰えると思っていただけにショックですね。

●今後の展望

 レース前は「秋華賞は平たん小回りでスピード勝負。合わないかもね」と、古馬の中距離王道路線を歩む可能性を示唆していた藤沢和雄調教師ですが、はっきりと力差を見せつけられましたし、もはやその選択肢は無謀でしょう。

 コースは得意でなくてもローズSから秋華賞、そしてエリザベス女王杯と3歳牝馬の王道を行って欲しいですね。

●最後に

 寒竹賞の走りからはここでもいいパフォーマンスが見られるかなと思っていました。寒竹賞は500万下とかなり函館記念から言えば格下のレースですが、斤量は今回51キロと軽量ですし、洋芝も新馬戦で勝っていて一応実績があるので大丈夫かなと。

 不安な点は、藤沢和雄先生が著書でも書いておられますようにこの時期の3歳馬と完成された古馬のレベルの違いです。実際この時期は3歳馬と古馬はどのレースでも相当な斤量差がありますがやはり降級してきた実績馬がまず強く、次に同クラスで好走してきた古馬が強いことが多いです。これは成長途上の馬といろんな面で完成された馬との違いです。

 そしてバウンスシャッセは開幕末期の荒れた馬場は今まで良績がありません。開幕末期の馬場は芝が剥がれていたりデコボコして走りづらいものです。特にリッチダンサーの産駒はこういう馬場が苦手です。

 ただ、2週後の牝馬限定で札幌の開幕2週目の良い馬場状態で行われるクイーンS GVよりもスタートで不利がなく先行しやすいという陣営の考え方には大いに賛同できます。


 結果的に古馬でしかも牡馬の壁は厚く、無理矢理フケだ、この時期は走らないだと理由をつけていますが、完全に力負けです。いくら昨今低迷しているとはいえ、古馬GTの上位実績のある馬や古馬重賞で善戦していた馬とはやはり格が違います。

 あれだけ牝馬限定のGTで強かったメイショウマンボも牡馬と混じると見劣りします。2冠馬ベガやファインモーションでも牡馬とはやはり壁がありました。

 そんなこんなで、それでもここまで負けるとは思いませんでしたが、同じ条件で何度やっても結果は同じでしょうし、素直に路線を考えるしかないですね。

 陣営は秋華賞を嫌い古馬との対戦を予定しているようなコメントをレース前に出していましたが、軌道修正も視野に入るのではないでしょうか。


 私も今回ここを勝つようならと淡い期待を抱いておりましたが、何度も言いますが募集総額1800万円の馬。これがすでに7000万円以上の本賞金を獲得してくれているだけで働きとしては十分です。ここから血統などの壁があるのは仕方がありません。

 それでもまだまだ牝馬限定の重賞などでは出番があると思いますし、強い馬に揉まれたことで、来年は更に充実期を迎えることができるかも知れませんし、バウンスシャッセの今後が楽しみです。


 私としてはバウンスの子でクラシックを目指したいので、何着でも無事ならまずはOKです。今回も故障などではなさそうですし安心しています。


 頑張れバウンスシャッセ!!得意の東京や中山と言った広いコースで巻き返してくれ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年5月28日立ち上げ 6月20日、26日、7月2日、10日、12日、14日、18日、22日加筆

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2014年 5月25日 第7戦 第75回 優駿牝馬(オークス) GT 東京芝2400m (3着/3番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2014年 4月20日 第6戦 第74回 皐月賞 GT 中山芝2000m (11着/12番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2014年 3月21日 第5戦 第28回 フラワーカップ GV 中山芝1800m (1着/3番人気)

2014年 1月 6日 第4戦 寒竹賞 3歳500万下 中山芝2000m (1着/8番人気)

2013年11月 2日 第3戦 アルテミスステークス 重賞 東京芝1600m (10着/10番人気)

2013年 8月31日 第2戦 札幌2歳S GV 函館芝1800m (14着/5番人気)

2013年 8月 4日 デビュー戦 2歳新馬 函館芝1800m (1着1番人気